概要
花のカタログ制作に必要な情報整理、画像確認、Excelチェック、原稿確認の一部を自動化する業務効率化ツールです。 AI画像認識でカタログ画像内の情報をテキスト化し、Pythonで掲載決定書・商品マスタ・加工詳細Excelを突合。 不一致候補や確認が必要な箇所だけを抽出できるようにしました。
NDA契約のため、実データ、商品マスタ、取引先名、価格情報、カタログ画像は掲載していません。 掲載画像は、花のカタログとExcel照合の関係性を伝えるために生成したイメージです。
背景・課題
- カタログ画像、掲載商品一覧、商品マスタ、加工詳細Excelを人が目視で確認していた
- 商品ごとに、品種名、株数、価格、ポットサイズ、苗の高さ、掲載回数などを見る必要があった
- Excelの列位置、表記揺れ、旧コード、新商品などがあり、確認に時間がかかっていた
- 手作業では見落としが起きやすく、カタログ制作のたびに同じ負担が発生していた
自動化した内容
- 画像情報のテキスト化: AI画像認識を使い、カタログ画像内の商品情報をテキストとして抽出
- カタログ画像 × Excel照合: 画像から読み取った情報を、加工詳細Excelや商品マスタExcelと突合
- 決定書 × マスタチェック: 掲載決定書と商品マスタを商品コードで照合し、入数・販売価格・仕入価格を確認
- 掲載残り回数カウンター: 前年と今年の加工詳細Excelを比較し、継続商品の掲載残り回数を算出
- 確認対象の絞り込み: 不一致・未登録・要確認の候補だけを抽出し、人が確認すべき箇所を減らす
主なチェック項目
商品情報
商品名, 商品コード, 旧コード, 新商品
規格情報
株数, セット数, ポットサイズ, 苗の高さ
価格情報
上代, 下代, 販売価格, 仕入価格
掲載情報
お届け状態, 画像内の商品有無, 掲載回数
実装した機能
- 決定書のヘッダー位置を自動検出
- 最新の商品マスタExcelを自動選択
- 商品名・商品コード・価格の正規化処理
- 表記揺れや空白、全角半角、旧コードを考慮した照合処理
- 不一致・未登録のみをコンソールに表示
- 必要に応じて色付きExcelレポートを出力
- 確認対象だけを人が見られるようにする運用設計
技術仕様
Language
Python
Excel
pandas, openpyxl
AI Support
Codex, Claude Code, 画像認識補助
Output
色付きExcel, 差分一覧, 要確認リスト
工夫した点
- AIに任せきりにしない設計: 画像認識結果をそのまま正解にせず、Pythonで構造化データとしてExcelと突合しました。
- 人が確認すべき箇所だけを抽出: 全件確認ではなく、不一致候補だけを見られる形にして確認負担を下げました。
- 実務の表記揺れに対応: 商品名、商品コード、価格などを正規化し、Excelごとの列位置や表記差を吸収できるようにしました。
- 現場で使える出力: 色付きExcelやコンソール表示で、制作担当者が確認しやすい形式にしました。
- NDAへの配慮: 公開用には実データを使わず、サンプル・マスク・生成画像で説明できる形にしました。
成果・特徴
- カタログ制作で毎回発生していた目視確認の負担を削減
- 画像・Excel・商品マスタの差分確認を自動化
- 見落としや転記ミスが起きやすい箇所を抽出しやすくした
- Web制作だけでなく、実務の業務改善・自動化にも対応できることを示せる実績